【奈良 夏イベント】なら燈花会(とうかえ)って?ろうそく灯る夜の古都

奈良燈花会2014

奈良の夏の風物詩といわれている「なら燈花会(とうかえ)」をご存知ですか?なら燈花会は、毎年8月上旬の10日間、奈良市内がろうそくで彩られる夜のイベントです。

数年前、会社のお盆休みを利用して奈良に行ったところ、折しもなら燈花会真っ最中でした。観光目当ての旅行だったので、イベントについては疎かったのですが、たまたま参加できて良い思い出になりました。

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なら燈花会(とうかえ)とは

なら燈花会

燈花会(とうかえ)の由来

なら燈花会は、2018年で20回目を迎える奈良の夏のイルミネーションイベントです。

「燈花」とは、灯心の先にできる花の形のかたまり。これができると縁起が良いと言われています。
「なら燈花会」を訪れた人々が幸せになりますように。そんな願いを込めてろうそく一つ一つに灯りをともします。

引用元:燈花会 | NPOなら燈花会

燈花(花形のろうそくの塊)とは耳慣れない言葉で実際に見たこともありませんが、仏教的に縁起がよいものなんですね。

開催日時

毎年8月上旬に10日間の日程で開催されています。2007年以降は8月5日~14日の日程で行われており、2018年も例年通りの開催となっています。

開催時間は、各開催場所で19時~21時45分となっています。

期間中は毎晩開催されていますが、東大寺は最終2日間、春日大社は最終日のみの開催というのが通例になっているようです。

開催会場

なら燈花会の開催場所は、奈良市の中心部である奈良公園周辺の各スポットで、2018年は下記の場所で開催予定です。

  1. 春日野園地
  2. 浮雲園地
  3. 浅茅ケ原
  4. 浮見堂
  5. 猿沢池と五十二段
  6. 甍~IRAKA~
  7. 興福寺
  8. 奈良国立博物館前
  9. 東大寺(13日・14日のみ)
  10. 春日大社(14日のみ)

1日で全ヵ所制覇することも不可能ではないのですが、その場合は作戦を立てて効率的に動く必要があります。スケジュールが許せば、無理をせずに2日間に分けて回る、または気になる場所だけ回るというのもアリでしょう。

どの会場もそれぞれの風情がありますが、ロマンチックさで一番人気なのは浅茅ヶ原会場南側の鷺池に浮かぶ「浮見堂」ということです。

なら燈花会

ディズニー映画のラプンツェル気分になれるかも?

貸しボートに乗って水上から風情を楽しむのも素敵でしょうね。

※イベント詳細や最新情報については、公式サイトでご確認ください。

公式サイト

燈花会 | NPOなら燈花会

なら燈花会(とうかえ)に行ってみた

私が体験したのは、JR奈良駅前、猿沢池と五十二段、興福寺の3カ所です。

JR奈良駅前

なら燈花会

2014年8月13日撮影 鹿の顔

JR奈良駅前の広場では、キャンドルアートの前で記念撮影してくれるという観光客には嬉しいサービスがありました。長蛇の列ができているのですが、無料で手持ちのカメラで撮影してくれました。

なら燈花会

2014年8月11日撮影 絆

大変だなと思ったのは、このキャンドルアート毎日片づけていて、翌日は最初から準備し直し。しかも毎日絵が変わるんですよね。

JR奈良駅直結のホテル「スーパーホテルLohasJR奈良駅」に宿泊していたので、客室から準備中の様子がよく見えました。

猿沢池と五十二段

なら燈花会

猿沢池に向かう途中です。

なら燈花会

階段には竹の明かりが灯っていました。

なら燈花会

猿沢池の湖面に写る景色が幻想的で、何度もシャッターを押してしまいました。

なら燈花会

後方には興福寺の南円堂のシルエット見えます。

後から知ったのですが、ここでは猿沢池と興福寺の五重塔を一緒に撮影すると良いみたいでした。

左に見える建物は「天平ホテル」という立地は最高だけど古めかしい旅館です。撮影時はまだ営業していましたが、現在は廃業してしまったらしい。

昔一度宿泊してボロさは体験済みなんですが、それも思い出なので廃業は寂しいです。

興福寺

なら燈花会

ライトアップされた興福寺の五重塔は壮麗な趣。

なら燈花会

五重塔とキャンドルアートを一緒に撮影している人が多くみられました。

最後に

スーパーホテルLohasJR奈良駅は、今思えば「なら燈花会」を満喫したい人には最高の立地のホテルでした。

しかし、今回は冒頭に書いた通り、あくまで観光メインでイベントはサブ?というか偶然だったので、軽い感じでの参加にとどまりました。日中の暑さと観光で消耗しきっていて、正直夜出歩く体力がなかったというのもあります。

とはいえ、会社のお盆休み明け、会社のメンバーから「燈花会を観に奈良に行ったのでしょう?TVでやってたよ!」と聞かれた際は、「ええ、もちろん(ニッコリ)」などと答えている自分がおりました(笑)

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