逆転裁判6+DLCクリアした評価と感想~真宵ちゃんには会えたけど。
2016年6月9日発売の逆転裁判6とDLCの特別編「時を越える逆転」をクリアしたので、感想と評価をまとめました。
あらすじの詳細は記述していませんが、ネタバレ部分もありますので注意お願いします。
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目次(h2)
- 私の逆転裁判プレイ歴
- 逆転裁判6~構成と全体の感想
- 逆転裁判6~良かった点
- 逆転裁判6~イマイチな点
- 逆転裁判6~期待外れだった点
- 逆転裁判6~今後が気になる人たち
- 逆転裁判6~ダウンロードコンテンツ(DLC)感想
- 逆転裁判6~感想まとめ
私の逆転裁判プレイ歴
2009年から始めて、逆転裁判シリーズ、逆転検事シリーズ、レイトン教授、大逆転裁判ともれなくプレイしています。
成歩堂セレクションを購入した時に、単体の1~3とついでに4も二度とプレイしないと思ってブックオフに売ってしまいました。
ので、逆転裁判4だけ手元にはありません(ひげ面のダルホドくんはトラウマです)。
ちなみに、逆転裁判の1~3は3周くらいプレイしましたが、そのほかは1回きりなので内容とか結構忘れてます(泣)
発売してすぐにプレイできたらよいのですが、最近は好きなゲームは実家に帰省した時の暇つぶし用にストックしているので、なかなかプレイする機会に恵まれずにいます。
逆転裁判6~構成と全体の感想
前置きが長くなりましたが、逆転裁判6の構成は以下の通りです。
- 1話…『逆転の異邦人』クライン王国にて、ナルホド君パート。
- 2話…『逆転マジックショー』日本にて、オドロキ君パート。
- 3話…『逆転の儀式』クライン王国にて、ナルホド君パート。
- 4話…『逆転寄席』日本にて、ココネちゃんパート。
- 5話…『逆転の大革命』日本&クライン王国にて、オドロキ君パート。
逆転裁判6の感想は一言で。
期待していたものとは違っていたけど、ストーリーが面白くて良かった。
詳細については後述していきます。
逆転裁判6~良かった点
新キャラクターが楽しめた
逆転裁判6では、歴代キャラクターの登場もありますが、新キャラクターの魅力がしっかり際立っていて良かったと思います。
レイファ・パドマ・クライン
クライン王国の巫女姫様で、逆転裁判6のヒロイン。
生意気なんですがツンデレが良い感じで、ナルホド君との絡みも良かったです。
ナユタ・サードマディ
逆転裁判6のライバル検事、なんとなく聖闘士星矢のシャカを思い出す美青年(笑)
アマゾンのレビューやなんかで、事前にウザイヤツということは予習済みでした。
説法とか言いながら毒ばかり吐いているの鼻持ちならない人ですが、予習のおかげで「ああこんなものか」と許せた部分はありました。
笑ってしまったのは、4話『逆転寄席』でユガミ検事に「転生先はパンダで、しかも白の部分と黒の部分が逆になる」とか言ってた部分です。
ドゥルク・サードマディ
クライン王国の革命家、最初は敵かもしれない謎の人物として表現されています。
豪快でカッコいい、逆転裁判6の陰のヒーローとなる重要人物です。
ダッツ・ディニゲル
クライン王国の愉快な革命派。
指名手配書がなんかワンピースのそれと似ていると思ったのは私だけでしょうか?
オドロキ君の成長物語が華麗に完結
逆転裁判6は「オドロキ君祭り」といっても過言ではない内容でした。
オドロキ君については、後付け設定盛り過ぎって感じなんですが、おかげで映画のように壮大なストーリーになっています。
逆転裁判6で「オドロキ君祭り」を見たかったわけではないけど、オドロキ君はキャラクター的には好感が持てる人物なので、彼が成長して自分の道を進んでいくのを見るのは清々しく、悪くはないなと思いました。
逆転裁判6~イマイチな点
とりあえず良い点は述べたので、あとは思う存分悪い点を述べようと思います(笑)
1話目は軽めでお願いします
習性で、逆転裁判の1話目はチュートリアル的な軽いものと脳が思い込んでいます。
なので、大逆転裁判プレイ時も同じことを感じたのですが、1話目が長ったらしいと調子が狂うんですよね。
しかも、1話の真犯人がいちいち歌いながら証言するのが我慢できませんでした。
相手はアウチ検事なんだから、さっさと勝ちたいものです。
新システム《御魂の託宣》が煩わしい
新システムの霊媒ビジョンは、死者が見た死の直前の光景が動画化されているもので、視覚以外の感覚は文字化されて浮かんでくるのが特徴です。
その映像をレイファ様が解釈し、弁護士が証言と映像の矛盾を突くのですが、映像にもテキストが入っているので分かりにくい。
評価は分かれているようですが、私は動画を何度も再生するのが煩わしくて面白くないと思いました。
旧作のシステムが総動員しているが
新システムの霊媒ビジョンの他に、旧作のシステムがバランスよく散りばめられているのですが、以前つまらないと感じたオドロキ君の《みぬく》は相変わらずつまらないです。
動画の分析系よりは、サイコ・ロックのような思考する系のシステムが充実すると良いのですが。
科学捜査の指紋検出は以前は楽しくプレイできたと思うのですが、今回は操作性が悪くやりづらかったです。
逆転裁判6~期待外れだった点
ここからが本題です(笑)ナルホド君はかませ犬?
アマゾンレビューや既出の感想などでも散々書かれているように、ナルホド君を看板にしておきながら(W主人公)、中身の主役がオドロキ君だったことが期待外れでした。
最初こそ活躍して、レイファ様といいコンビになっていたりするんですが、最後はレイファ様との絡みも含め、カッコいいところは全部オドロキ君がもっていき、ナルホド君はただの「添え物」と化します。
また、オドロキ君目線のときに民事裁判が行われ、ここでナルホド君との師弟対決になるのですが、訳アリとはいえ小者の悪人を弁護するナルホド君を倒すとか、プレイしてて虚しくなりました。
真宵ちゃん詐欺?
「真宵ちゃん復活!」これが逆転裁判6のウリだったように思います。
私的にも、真宵ちゃんは壮絶な目に遭っているのに屈託のないところがリスペクトできる大好きなキャラクターです。
けれど真宵ちゃんが活躍したのは実質3話目だけ。
1話目ではひたすら焦らされる。
2話目は全然別の話。
3話目でやっと登場。
しかし、この真宵ちゃん登場アニメーションがフィーバーのピークで、3話目以降は冷遇一途です。
4話目は全然別のお話し。
5話目ではもう特別感はなくて、諸事情により姿を見る機会が激減します。
ちなみに、入院中の真宵ちゃんのところへナルホド君と御剣検事がお見舞いに行くというくだりがあるのですが、このとき自分はオドロキ君目線なので別行動しなきゃいけないとか酷くないですか?
大人になった真宵ちゃんのキャラクターデザインがキレイだったので、もっと活躍する姿を見たかったです。
ナルホド君と真宵ちゃんの絡みが少なすぎる
参考までに、ナルホド君と真宵ちゃんの年表です。
成歩堂 龍一 | 綾里 真宵 | 備考 | |
---|---|---|---|
逆転裁判1 | 24歳 | 17歳 | 成歩堂(綾里法律事務所に入所)真宵(成歩堂の助手になる) |
逆転裁判3 | 26歳 | 19歳 | 成歩堂(逆転裁判3の事件解決後、同年に弁護士資格喪失) |
逆転裁判6 | 35歳 | 28歳 | ←new! |
逆転裁判3以降会っていないとすれば、約10年ぶりの再会でしょうか?
ナルホド君がクライン王国まで真宵ちゃんを迎えに行って物語がスタートしたのに、ナルマヨ・コンビがあまりに少ないので消化不良になりました。
3話『逆転の儀式』では、裁判中に「日本で一緒に味噌ラーメン食べよう」みたいな話してたので、最後絶対ラーメン食べるシーンが出てくると期待していたのですが、そんなほのぼのシーンもなく。
ナルホド君と真宵ちゃん、事件解決後の飛行機でも席離れて座ってるし。
ナルホド君も子育てなどして?ずいぶん大人になってしまったと思うのですが、ツッコミがクールすぎて塩対応のように見えることがありました。
最後くらいは、ツッコミではなくて真宵ちゃんに対するねぎらいの言葉があっても良かったのではないかと思います。
逆転裁判6~今後が気になる人たち
オドロキ君×みぬきちゃん
逆転裁判6では、みぬきちゃんはオドロキ君の事好きなのかなって思うような言動が結構ありましたが、二人って異父兄弟なんですよね確か。
兄弟・実母の名乗りとかその辺は次の機会に明らかになることを期待します。
逆転裁判4で主人公が変更になった以上に気持ち悪いと思ったのが、ナルホド君が結婚もしてないのにみぬきちゃんを養女にしている設定でした。
みぬきちゃんも芸を磨いて成長したことだし、オドロキ君みたいに巣立ってくれるとありがたいです。
夕神検事×ココネちゃん
ココネちゃんはまだ発展途上で危なっかしい感じですが好きなキャラクターです。
4話『逆転寄席』での夕神検事との掛け合いが楽しかったし、今後の活躍に期待です。
春美ちゃん(18)×ボクト君(9)
本編ではなく「遊べる!逆転劇場」のワンシーン。
ボクト君(9歳)はクライン王国の観光ガイドです。
真宵ちゃんが28歳になったのも驚きですが、春美ちゃんが18歳になったのも衝撃です。
それでもって小学生カップルって(笑)
この二人、コナン君と蘭ねーちゃんくらい年齢差あると思うんですが。。。
逆転裁判6~ダウンロードコンテンツ(DLC)感想
無料期間があったようですが、期間を過ぎていたので有料(800円)で購入しました。
逆転裁判1~3のゴールデンメンバーが集まる同窓会的な雰囲気で、本編には無かったナルホド君&真宵ちゃんの探偵パートが含まれた作品。
ストーリーのクオリティはおまけ程度でしたが、裁判中ナルホド君が成長した真宵ちゃんに千尋さんの面影を重ねるところは良かったです。
ナルホド君の「真宵ちゃんの帰国祝い」発言で、最後絶対帰国祝いシーンが見られると思ってワクワクしてたんですが、結局出てきませんでした(泣)
味噌ラーメンシーンも無かったし、ことごとく期待を裏切られホントガッカリです。
エンディングはメンバーそろって弁護依頼人の結婚式に参加してワイワイ終わるのですが、プレイヤーとしては「皆年とったね」っていうのを実感させられてしまう感じでした。
逆転裁判6~感想まとめ
旧キャラクターを客寄せパンダにしているのに、実際生き生きしていたのは新キャラクターだったという点は、やはり旧キャラクター(成歩堂・御剣・真宵・矢張)は、年齢的にもキャリア的にも成熟してしまい、動かしずらくなってしまったのかなと感じました。
また、宝月茜がさりげなくイトノコ刑事のポジションで活躍しているのは良かったですが、御剣さんが形だけのファンサービスで登場してアジトでビデオ見てるだけ(笑)みたいな「旧キャラクターの無駄使い」はしてほしくないと思います。
登場させるなら、活躍させてあげてって感じで。
最後に、アレコレ文句ばかり書きましたが、逆転裁判6は総合的には面白かったです。
今後は、どんな感じになるのか予想の域を出ませんが、ナルホド君と真宵ちゃんのコンビがまた見られると嬉しいです。