【世界遺産】今帰仁城跡の料金・所要時間・見所について | 沖縄バスツアーで行く

2017年7月の沖縄旅行記です。

沖縄バスの定期観光バスツアーで世界遺産・今帰仁城跡(読み方:なきじんじょうあと)行ってきました。

今帰仁城跡の入場料金・所要時間・見どころなどをお伝えします。

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グスク交流センター(チケット売り場)

今帰仁城跡

ツアーバスは海洋博公園(美ら海水族館)から今帰仁城跡へ。

参考記事

沖縄美ら海水族館とセンチュリオンホテルのランチバイキング

今帰仁城のチケットは「グスク交流センター」で販売されています。

グスクというのは「城」の沖縄読みです。

私たちは入場料込みのツアーに参加しているので支払いはありませんでしたが、一般だと入場料は大人400円です。

今帰仁城跡

近くには、今帰仁城の国王・北山王と王妃の顔出しパネルなんかがあったりします。

今帰仁城跡

個人で来た場合、希望者は無料ガイドをつけることができます。

所要時間は1時間とありますが、併設してる今帰仁村歴史文化センターを見学する場合はプラス30分で予定を立てましょう。

ちなみに、私たちが参加したツアーでは文化センター含めて40分で見学を終えました。

今帰仁城跡

発券所で手続きを済ませ、今帰仁城跡入口へ向かいます。

途中で「城(ぐすく)の茶屋」という古めかしいお店がありました。

今帰仁城跡

近くに猫もいました。

世界遺産・今帰仁城跡

今帰仁城跡

今帰仁城跡は、琉球王国統一前の三山時代に築かれた北山王の住居跡です。

今帰仁城跡

2000年に首里城跡などとともに、琉球王国のグスク及び関連遺産群としてユネスコの世界遺産に登録されています。

今帰仁城跡

敷地が広大なのでイマイチ全体像がつかめませんが、手前に低い石垣があり、奥に高い石垣が築かれています。

平郎門

今帰仁城跡

平郎門は今帰仁城の本門で、昭和37年に修復されたものです。

門の左右にあるのは、見張りのためののぞき穴です。

今帰仁城跡

かつての見張り穴も、今は猫の寝床になっていました。

今帰仁城跡

坂道を登っていく感じで進んでいきます。

特に道のりがツライということはありませんでしたが、入口では杖の貸し出しがされていましたので、不安な方は使用すると良いでしょう。

志慶真乙樽(シゲマウトゥダル)の歌碑 

今帰仁城跡

城主の側室となった伝説の美女・志慶真乙樽にちなんだ歌碑があります。

今帰仁城跡

当時、城主には子どもがなく跡継ぎの誕生が待たれていました。

城主が歳をとってから王妃に子どもがさずかり、志慶真乙樽がわが子のように育てたのだそうです。

ソイツギ(城内下之御嶽)

今帰仁城跡

今帰仁城跡内にある神聖な場所のうちの一つが「ソイツギ」と呼ばれる御嶽で、大庭(ウーミャ)の北西に位置しています。

今帰仁城跡

石積みの中に細い木が生えているのが目印っぽいですが、この場所が御嶽と教えてもらわないとわからないような雰囲気です。

御内原(ウーチバル)

今帰仁城跡

御内原(ウーチバル)は今帰仁城に仕えた女官の生活空間と考えられ、城内で最も神聖な場所とされています。

今帰仁城跡

北側からは海を一望することができます。

正面に見えるのは、兵馬を訓練した場所といわれている大隅(ウーシミ)の城壁。

曲線を描くように築かれた城壁は1.5kmにわたり残されているそうです。

今帰仁城跡

観光客の絶好の撮影スポットとなっております。

テンチジアマチジ(城内上の御嶽)

今帰仁城跡

御内原(うーちばる)の南東側には、城内最高の聖地「テンチジアマチジ」と呼ばれる御嶽があります。

今帰仁城跡

昔はこの場所は男子禁制で、女官によって子孫繁栄・国家安泰・五穀豊穣の祈願がされていたと伝えられています。

今帰仁里主所火の神

今帰仁城跡

「今帰仁里主所火の神」の説明文を読むと、「第二尚氏の北山監守一族の火の神」が祀られていると書かれています。

また、戦後改築・移動されて現在の位置にあるということです。

今帰仁城跡

「火神」と書かれた木の看板があり建物があるので、御嶽よりはわかりやすい拝所です。

バスガイドさんが「台所のような」と言っていて、たまたま居合わせた現地ガイドさんが「拝所」と言っていて一瞬こんがらかりました。

火の神(ヒヌカン)は、台所の火を使う場所近くに祀る沖縄のかまどの火の神様

らしいので、どっちもあってるのかなと後で調べて納得しました。

今帰仁村歴史文化センター

今帰仁城跡

今帰仁城には今帰仁村歴史文化センターが併設されており、ツアーの見学か所に含まれていました。

今帰仁城跡

今帰仁城跡から出土した陶磁器などの資料が展示されています。

今帰仁城跡

国宝・金装宝剣拵(きんそうほうけんこしらえ)と刀身・千代金丸の複製品が展示されています。

1416年に中山王との戦いに負けた山北王がこの刀で自害したとされています。

今帰仁城跡

「はんニャンち」というのは今帰仁城跡のゆるキャラのようです。

次はナゴパイナップルパークへ向かいます。

<2017年7月沖縄旅行記13(次へ「ナゴパイナップルパーク」)>

基本情報

  • 名称: 今帰仁城跡
  • 住所: 沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5101番地
  • TEL: 0980-56-4400(今帰仁村グスク交流センター)
  • 営業時間: 8:00~18:00(夏季~19:00)
  • 入場料: 大人400円・小中高生300円・小学生未満無料
  • 駐車場: 無料(320台)

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