沖縄那覇・壺屋やちむん通りを散策 | おすすめ店舗や地図を紹介します
2017年7月の沖縄旅行記です。
沖縄那覇の壺屋やちむん通りを散策し、食器を買ったり猫をめでたりしました。
壺屋やちむん通りの雰囲気やおすすめ店舗、地図を紹介します。
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壺屋やちむん通り
沖縄2日目の夕方、那覇市にある「壺屋やちむん通り」に来ています。
(※朝から参加していた観光ツアーの添乗員さんに、最後送っていただきました。)
壺屋やちむんとは?
「やちむん」とは、沖縄の方言で焼き物(やきもの)のことをいいます。
壺屋焼は、1682年に琉球王府が各地に分散していた窯場を壺屋の地に統合したのが始まりといわれています。
釉薬をかけない荒焼(あらやち)と釉薬をかける上焼(じょうやち)の2種類があり、ぽってりとした厚手の形が特徴です。
壺屋やちむん通りを散策
第一牧志公設市場・国際通り方面の入口から散策スタート。
壺屋やちむん通りには、琉球石灰岩の石畳道400mに約40~50の店舗が軒を連ねています(裏通りも含む)。
※地図は壺屋やちむん通り会HPに掲載されているものがわかりやすいです。
壺屋やちむん通りの入口にあるのが「那覇市壺屋焼物博物館」です。
開館時間は10時~18時(最終入館は17時30分まで)、入館料は大人350円です。
気になりつつもスルーしてしまいましたが、博物館で勉強してから通りを散策するというのが理想かも。
石垣・階段・シーサーが印象的な「陶器と喫茶・南窯(ふぇーぬかま)」は、南窯に隣接するギャラリーカフェです。
南窯(ふぇーぬかま)は、釉薬を使用せずに作る荒焼(あらやち)専門の登り窯で、壺屋に唯一残る貴重な窯として県の有形文化財に指定されています。
壺屋やちむん通りで多くみられるのは、食器類とシーサーの置物です。
昔ながらの雰囲気の店舗もあればモダンでオシャレな店舗もありますので、自分が入りやすいお店を選んで見ていけばよいでしょう。
なんとなくですが、沖縄の店員さん(飲食店・お土産屋さん)は優しくて、積極的にガンガンくる感じの人はあまりいないように思います。
シーサー専門店もあれば、
オリジナル雑貨を集めたセレクトショップもあります。
また、沖縄の伝統茶「ぶくぶく茶」がいただける喫茶店もありました。
壺屋やちむん通りでは、手押しポンプの井戸を幾つか見かけました。
こちらは、壺屋の東側にあることから「アガリ(東)ヌカー」と呼ばれている井戸です。
「アガリヌカー」は村で一番古い共同井戸であり、壺屋の拝所であるということです。
しばらく歩いていると、ひめゆり通りに突き当たりました。
ひめゆり通り側にも壺屋やちむん通りの案内が出ています。
ここで折り返して裏路地のほうに行ってみました。
裏路地は店舗というより工房のようなところが多かったように思います。
330年の伝統を誇る壺屋焼窯元の「育陶園・陶芸道場」という体験教室がありました。
よく見ると、マンホールの紋様が独特です。
やちむんを買う
裏路地から表通りに戻り、散策がてら目星をつけておいたショップ「guma-guwa(グマーグワァー)」でやちむんを買ってみました。
静かでオシャレな雑貨屋さんのような店内、先ほど裏路地にあった育陶園の直営店ということです。
入ったのはたまたまですが、ガイドブックにも掲載されているお店でしたのでおすすめです。
値段が2,000円位の御飯茶碗を2つ買いました。
白米が美味しそうに見えるので、買ってよかったです。
国際通り方面を目指して来た道を戻ると、最初に通った南窯(ふぇーぬかま)の看板の下で猫がくつろいでおりました。
シーサーが一体増えたみたいで面白い。
壺屋やちむん通りは、店舗がひしめき合っているという感じはなくて、途中に空地や住宅もありゆったりとした雰囲気でした。
私たちはこの後、第一牧志公設市場や平和通り商店街を見学しつつ、国際通りも散策して帰りました(脚がパンパンになりました)。
<2017年7月沖縄旅行記10>