飼い猫に噛まれた。腫れて、病院に5回も行って分かった事
うちの子(飼い猫)に噛まれ、腫れてしまったので病院に通っていました。
思いのほか長引き、通院5回目でやっと放免。
初めての体験でしたので、病院での処置など治療の経過をつづっていきたいと思います。
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猫に噛まれた、次の日腫れた
噛まれた当日
事件は突然起こりました。
夜分ヨガマットを敷いてストレッチ中、上下運動していた私の足首に激痛が。
同じマットの上でくつろいでいたうちの猫(立ち耳のスコちゃんでございます)が野生化し、私の足首にガブッと喰らいついたのです。
傷口は3ミリくらいで小さかったのですが、深さがあるみたいで血が止まりづらい。
とりあえずマキロンで消毒して就寝しました。
噛まれた翌日
翌朝見ると足首が腫れていて、外出していたら足がジンジンと重くなってきました。
これはヤバい?と思いネットを検索してみると、「最悪命にかかわる」とか「侮ってはイケナイ」みたいなことが書いてあり、次の日病院に行くことを決意しました。
病院は外科へ
いざ病院へと思ったところ、運が悪いことに、猫に噛まれたのは1月の成人式の3連休前の金曜日でした。
つまり、本日は日曜日、翌日は祝日ということになります。
焦りましたが、幸い病院がたくさんある場所に住んでいたので、日曜日にやっている病院(外科)を探すことができました。
念のため「猫に噛まれて腫れたので今から行って大丈夫か?」と電話で確認してから、その病院に行きました。
(病院探し、電話は夫がやってくれました。)
第1回目
診察室にて、朗らかなお爺さんドクターに腫れた足首を見せると一言、
「処置しないと、麻酔無しでいくよ。」
菌を閉じ込めたまま傷口が閉じてしまったので、切開しないとダメなんですって(怖)。
色々説明いただいたのですが、今の段階ではとにかく傷口が閉じないことが重要なようです。
8ミリくらい切られ、傷口の中にイソジン液を含んだガーゼを詰め込まれました。
その上から貼る包帯のようなものでカバーされ(上の写真をご覧ください)、化膿止めの抗生物質と痛み止めを処方されました。
傷口を切開されたため痛みは増し、この日は片脚を引きずりながら帰りました。
第2回目
2日後、2回目の病院へ。
包帯を剥がすと、重さと痛みはまだある状態ですが、だいぶ腫れが引いていました。
さて、傷口に入っていた古いガーゼを抜き取り(先端には白い塊が付着、膿?)、1回目同様、イソジン液を含んだ新しいガーゼを傷口に詰めている途中の事です。
事件は突然起こりました。
朗らかなお爺さんドクター「奴ら(犬さん猫さん)のキバは注射針のように細くて深いから、菌が・・・」とか言いかけ、
私の脚に涎を垂らしてしまいました。。。
「ゴメンヨー」と謝る爺、「失礼いたしました」と深々謝る看護婦、広範囲に消毒される私の脚。
正月に引いたおみくじの結果が末吉だったからこんな目に合うのでしょうか(遠い目)
気を取り直す一同。
とりあえず、傷を覆うものが貼る包帯から防水フィルムに変わったので、お風呂に入れるようになりました。
家に帰って一目散にお風呂に入ったことは言うまでもありません。。。
第3回目
数日後、3回目の病院。
前回の珍事が脳裏をかすめますが、傷口にガーゼを詰めた状態で転院するのも微妙なので、このまま通院することに。
朗らかなお爺さんドクターは、何事もなかったように今日も朗らか。
腫れは引いたものの、傷口を絞ると透明な液が出てきました。
「けど、そろそろ傷口を閉じないとどうしようもないから」
ということで、詰まっていたガーゼは除去され、傷口の上にカーゼ、その上から防水フィルムでカバーされました。
小さいガーゼ一つですが体内の異物が取れたので、気分がだいぶ爽快になりました。
念のため、化膿止めの抗生物質が再度処方されました。
第4回目
数日後、4回目の病院。
カバーを取ると、傷口がふさがっており素足で過ごせるようになりました。
腫れは完全に無くなり、傷口周りが赤茶になっていて痛痒さもありますが、見た目は普通の切り傷の治りかけのような雰囲気になっていました。
「カサブタが剥がれて透明な液が出るようだったら、また来て」と言われたので、出なければもう行かなくてもよいかなと目論んでいたら、退出時「もう一回見せてね!」と言われてしまいました。
第5回目
今度は「もう一回見せてね!」と言われないように、前回から10日ほど経過したくらいのタイミングで病院へ。
その間、キズの部分直径1センチ位は赤いしこりになり盛り上がっていたのですが、徐々に赤みが無くなり平らになってきました。
傷口には少しのしこりとカサブタだけが残る状態。
経過は良好で、朗らかなお爺さんドクターにやっと「問題がなければもう来なくて大丈夫」と言ってもらえました。
最後に
うちの猫の場合、引っかかれた時よりも噛まれた時のほうが、飼い主の傷が悪化しやすい傾向があります。
しばらくの間、足首を見せつけるとクローゼットの奥に隠れてしまううちの猫でした。
猫にもうしろめたさとかあるのかしら?
そういえば、朗らかなお爺さんドクターが言うには「猫ひっかき病」が一番心配ということで、途中で脚の付け根が痛くなったり腫れたりしていないか確認されました(感染はしていませんでした)。
小さな傷だったのに通院に3週間もかかってしまって、もし放置していたらどうなっていたんだろうと思うと怖いですね。