琉球村とおきなわワールドどっちも行きました | 違いについても解説
2017年7月の沖縄旅行記です。
沖縄バスの定期観光バスツアーで「琉球村」に行ってきたので、見どころを紹介します。
また、琉球村に1回、おきなわワールドに3回行った経験がありますので、両テーマパークの違いや特徴についてもお伝えします。
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沖縄バスのバスツアー
沖縄旅行5日目、定期観光バスツアーに参加するため、沖縄バスの事務所に来ています。
参加したのは、沖縄バスの企画バスツアー「中部いいとこめぐり」コースです(4月1日~9月30日の期間限定プラン)。
定期観光バス乗り場を出発し、琉球村→御菓子御殿・読谷本店→座喜味城跡→道の駅かでな→ビオスの丘を巡るツアーとなります。
2日前も同じ沖縄バスの「美ら海水族館と今帰仁城」というツアーに参加していますが、その時は大人数で参加者のほとんどが中国人でした。。。
今回のツアーは沖縄の中でもちょっとマイナーな場所を巡るためか、参加者は日本人が6人だけの少人数ツアーとなりました。
参考記事(「美ら海水族館と今帰仁城」ツアー)
万座毛(沖縄県恩納村) | 沖縄バスの定期観光バスツアーで行きました
琉球村(沖縄の駅ちゃんぷるー)
最初に訪れたのは、万座毛で有名な恩納村(おんなそん)にある、沖縄のテーマパーク「琉球村」です。
沖縄のテーマパークと言えば「おきなわワールド」が有名で、行ったこともありますが、「琉球村」のほうに来たのは初めてです。
入場料はツアーに含まれていますが、一般の場合、大人が1200円です。
発券所のある場所は「沖縄の駅ちゃんぷるー」というエリアです。
お土産屋さんや各種体験教室、バイキングの会場、ショーのステージなどがあり、屋根で覆われているので雨の日でも楽しめる場所となっています。
琉球村の施設の案内図と園内アトラクションのスケジュールが掲示されています。
園内アトラクションは、エイサー・道ジュネー・島唄ライブ・沖縄の踊りが開催されていますので、時間が合うものに参加すると良いでしょう。
琉球村(有料エリア)
屋根付きのエリアを抜けると、琉球村の有料エリアとなります。
いくつか見どころがありますので、紹介させていただきます。
那覇大綱挽まつりの大綱
琉球村入り口近くに、世界一の大綱としてギネスブックに登録されている那覇大綱挽きの縄が展示されています。
これは、毎年体育の日を含む3連休に開催される「那覇大綱挽まつり」で使用された大綱で、祭りの日には綱引きをするために道路の中央分離帯のブロックを外すのだそうです。
お魚図鑑の壁
ちょっとした見どころですが、壁に沖縄の魚図鑑があります。
魚の名前の標準語と沖縄の呼び方2種類が書いてあります。
おなじみの魚が、沖縄では全然違った名前で呼ばれているなんてこともあります。
キジムナーの家
沖縄には昔からガジュマルにすむといわれる妖精「キジムナー」がいます。
東北地方の座敷わらしに似た言い伝えもあるのだとか。
そんなキジムナーのお家をイメージした建造物もあります。
キジムナーは琉球村のマスコットにもなっていますが、あんまり可愛くないのが残念なところです(笑)
古民家散策
昔の琉球の村落を再現した園内には、古民家が10軒ほど点在しています。
親子ガジュマルの奥には拝所もあります。
古民家の中には、貸衣装体験ができる所もあります。
ポーポー屋という甘味処。
手作りの沖縄風クレープ(ポーポー)やサトウキビジュース、ブルーシールアイスなどを楽しむことができます。
ところどころに撮影ポイントもあります。
きじむなぁ劇場
きじむなぁ劇場という場所があります。
見学した時は、人気がなく、ハブのホルマリン漬けなどが展示されていて、ちょっとコワイ雰囲気でした。
「島唄ライブ」のメイン会場のようですが、ハブショーが開催されている気配はありませんでした。
サーターヤーの水牛
琉球村出口付近の人気スポットが、昔ながらの黒糖作りを再現していサーターヤーの水牛です。
水牛を触ったり、水牛と一緒に記念撮影したりできます。
おじさんが水牛を上手に引っ張って、写真写りの良いように調整してくれます。
サーターヤーは水車の近くにあります。
陶芸工房
オリジナルシーサーが作れる工房、陶芸品やお酒などのお土産が販売されています。
道ジュネー(沖縄風パレード)は必見
琉球村で開催されている各種アトラクションのなかで、一番の見どころとなっているのが、園内中央広場で開催される道ジュネーです。
1日2回、10:00と16:00に開催されています。
道ジュネーは伝統芸能や民謡、エイサーが1度に見られるパレード(約25分間)です。
王様の前で繰り広げられる琉球舞踊。
獅子舞のキャッチボール芸。
沖縄に来たら一度は観たいエイサーも堪能できます。
一升瓶を頭に乗っけたアイドルおばあちゃん。
最後は参加者も混ざって踊るように促されるのですが、シャイでクールな人たちはキャストに誘われても頑として踊りに行きません(←私たちも含む)。。。
陽気なアジア人とか子供連れの人が踊りに行っていました。
この後、キャストの人たちと記念撮影ができるので参加すると楽しい写真が撮れます。
おきなわワールドとの違い
違いについて
どちらも沖縄文化をテーマとした施設ですが、違いはあります。
おきなわワールドは「商業施設」で、琉球村は「自然豊かなテーマパーク」という印象でした。
琉球村は飲食したり体験教室などに参加すれば大丈夫ですが、ヘタするとやることがなくなってしまうので、しっかり遊びたい人はコンテンツが充実しているおきなわワールドのほうが刺激的です。
逆に、自然の豊かさは琉球村のほうが上なので、自然散策や古民家の風景をのんびり楽しめる人は、琉球村が雰囲気良く感じられるのではないでしょうか。
琉球村でしかできないこと
琉球村ならではなのは、道ジュネーの写真撮影ができることです。
おきなわワールドではスーパーエイサーが開催されていて、ショーのクオリティは高いのですが、写真撮影が禁止されています。
一方、琉球村ではエイサーの写真が手元に残るので思い出になります。
また、やや引きは弱いかもしれませんが、大綱・水牛・キジムナーはおきなわワールドにはなく、琉球村だけにあるコンテンツになります。
おきなわワールドの詳細は、下記に記事も参考にしていただければと思います。
参考記事
おきなわワールドで堪能~エイサーと玉泉洞(鍾乳洞)とぶくぶく茶
<2017年7月沖縄旅行記20(次へ「御菓子御殿・読谷本店」)>
基本情報
- 名称: 琉球村
- 住所: 沖縄県国頭郡恩納村山田1130
- TEL: 098-965-1234
- 営業時間:8:30~17:30(7月~9月は9:00~18:00)
- 定休日: 年中無休
- 駐車場: 約200台
- 入村料: 大人(16才以上)1,200円・小人(6~15才)600円
- 公式URL: https://www.ryukyumura.co.jp/