東京都美術館「ゴッホとゴーギャン展」の感想と混雑状況、購入グッズを紹介します
2016年10月8日から開催されている「ゴッホとゴーギャン展」に行ってきました。
ゴッホとゴーギャン展の展示内容と見どころ、鑑賞した感想と購入したグッズについてまとめましたので、これから見学する方の参考になれば幸いです。
ゴッホとゴーギャン展の開催場所は東京都美術館です。
チケット売り場はそんなに混雑していませんでした。
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「ゴッホとゴーギャン展」の概要
「ゴッホとゴーギャン展」は、ゴッホとゴーギャン二人の画家に焦点を当てた日本初の展覧会になります。
「128年ぶり 奇跡の再会」というのは東京新聞の見出しです。
1888年に南仏アルルで共同生活をして別れたゴッホとゴーギャンが、2016年上野で128年ぶりの再会を果たすというようなドラマチック雰囲気を演出しています。
「ゴッホとゴーギャン展」の混雑状況と内容
先ほどデトロイト美術館展も見てきましたが、ゴッホとゴーギャン展のほうがだいぶ混雑していました。
ゴッホとゴーギャン展のほうが人気あるんですね~
ちなみに、デトロイト美術館展には麦わら帽子を被ったゴッホの肖像画があるので(ゴーギャンの肖像画もあります)見比べてみるのも楽しいですね。
ゴッホとゴーギャン展では、約60点の作品が5つの章に分けて紹介されています。
- 第1章 近代絵画のパイオニア誕生
- 第2章 新しい絵画、新たな刺激と仲間との出会い
- 第3章 ポン=タヴェンのゴーギャン、アルルのファン・ゴッホ、そして共同生活へ
- 第4章 共生活後のファン・ゴッホとゴーギャン同
- 第5章 タヒチのゴーギャン
「現実をみつめ描くゴッホ」
「想像をひろげ描くゴーギャン」
共同生活をする二人の芸術性は正反対であることがわかり、芸術トークは日々白熱。
5歳お兄さんだったゴーギャンはちょっと疲れてしまった部分があったようです。
1888年の10月に始まった共同生活は、たった2か月間で終わってしまいます。
それでも、ゴッホの《ゴーギャンの椅子》とゴーギャンの《肘掛椅子のひまわり》を見ると、互いに影響し合い尊敬の念を生涯失わなかったのだなということがわかります。
また、展示会場の壁にところどころゴッホやゴーギャンが家族や芸術家たちと文通した文章が記されていて、二人の共同生活がどんなだったかを垣間見ることができるようになっています。
ゴッホとゴーギャンの年表
ここで、フィンセント・ファン・ゴッホ(1853~1890)とポール・ゴーギャン(1848~1903)の関係を年表で簡単に説明したいと思います。
- 1865年 ゴーギャン パリで生まれ5歳までペルーで過ごす
- 1853年 ゴッホ オランダの牧師の家に生まれる
- 1873年 ゴーギャン 結婚し後に5人の子供が生まれる
- 1886年 ゴッホ 弟テオの住むパリへ行き、たくさんの芸術家と会う
- 1887年 二人の出会い ゴッホ34歳 ゴーギャン39歳
- 1888年 ゴッホ 2月にパリからアルルへ引っ越す、ゴーギャンを誘う
- 同年 ゴーギャン 10月ブルターニュからアルルへ引っ越す
- 同年 2か月間二人は共同生活をするも破綻
- 1890年 ゴッホ 自ら命を絶つ
- 1891年 ゴーギャン タヒチへ移住
ゴッホとゴーギャン展の作品は、二人が出会った1887年からゴッホが亡くなった1890年あたりの作品が特に多く展示されています。
「ゴッホとゴーギャン展」の音声ガイド
音声ガイドは小野大輔(ゴッホ役)と杉田智和(ゴーギャン役)がメインでした。
調べてみると有名な声優さんたちで、聞く人が聞けばキャッキャ言いたくなるような組み合わせらしいですが、私は詳しくないです(笑)
「ゴッホとゴーギャン展」のグッズ
ちょっと考えて買ってしまった、ポムポムプリンのクリアファルセット800円。
ゴッホのオリジナルと見比べてたら、もう買うしかないと思っちゃいました。
家に帰って、よく見たらもう一枚はゴーギャンじゃんとじわじわ気づき感激。
そのほかにも龍角散コラボとか、沢山のグッズが売っていました。
「ゴッホとゴーギャン展」のタイアップ企画
グッズ売り場を後にすると記念撮影コーナーがありました。
椅子に座って撮るもよし。
そして誰かが撮影しだすと、スルーしてた人たちも撮影し始めるのが(笑)
レプリカの椅子は買おうと思えば買えるらしいです。
アンデルセンのパンでタイアップ企画商品があります。
ハードロックカフェにもタイアップ企画商品があります。
両方とも販売場所は上野の店舗限定なのでお見逃しなく。
東京都美術館のレストランやカフェでも、ゴッホとゴーギャン展にちなんだメニューが展開されています。
2階のレストラン「ミュージアムテラス」で休憩していたら限定特別メニューなんていうのがありました。
東京都美術館の企画展
東京都美術館には企画展のチケットで観覧できる常設展はありませんが、無料の企画展や企画展のチケットで割引になる別の企画展が開催されていたりしますので、余裕があったら見てみるとよいですよ。
「ゴッホとゴーギャン展」の感想
ゴッホとゴーギャン展の出口付近で、「ゴッホなのにひまわりが無かった」とがっかりしている人がいました。
そうなんですよね、そういえばゴッホのひまわり無かったんですよね。
その代わりなのか?ゴーギャンのひまわりが最後に展示してありました。
ゴーギャンさん、タヒチにひまわりが無いのでわざわざ種を取り寄せて育てて描いたということです。
ゴーギャンさんのゴッホさんへの想いにちょっぴり感動したのと、やっとひまわり出てきたかと思ったらゴーギャン作だったことにツッコミを入れたいという2重の感情がわいた美術展でした。
- 名称: ゴッホとゴーギャン展
- 開催期間: 2016年10月8日~12月18日
- 開館時間: 9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
- 入館料: 一般1,600円
- 開催場所: 東京都美術館
- 電話番号: 03-5777-8600
- 美術館URL: http://www.tobikan.jp/
- 特設URL: http://www.g-g2016.com/